黄浦江ウォターフロント 前滩

現在進められている黄浦江両岸の開発事業の中で、前滩地区と言われている浦東新区の東方スポーツセンター(東方体育中心)周辺エリアを取り上げる。このエリアには地下鉄6/8/11号線が交差する東方体育中心駅があり、上海世博会会場の南西側に当たる。 ここは全く気にかけていなかったエリアで、昨年2017年に訪れ、ようやく開発が進んでいる状況に気づいた次第。 黄浦江両岸の開発計画は国家5ヶ年計画「135計画」(2016年〜2020年)に基づいて作成された「黄浦江両岸地区発展“十三五”計画」に依る。この「135計画」は、国としての長期的な発展目標を示したもので、5年毎に策定され、13期目であることよりそう呼ぶ。具体的には国民の行動計画、市場経済計画、社会管理、公共服務などの指針を示したもの。長期的視野に立ち、国のあるべき姿を厳格に計画し、そして実行するというもの。内容は兎も角、長期的視野で計画を立てることがいかに重要であるか。翻って日本は、どうだろうかと考えずにはおられない。 今回見た開発エリアは前述の「黄浦江両岸地区発展“十三五”計画」に基づき、いくつかのエリアに分け、優先順位を決めて開発が進められている。陆家嘴金融区は初期の代表的な計画の一つである。この開発の対象は、長江に面する吴淞口から逆L字に曲がった先にある「闵浦二桥」までの黄浦江沿岸61kmに渡る。黄浦江は上海市の主動脈との位置付けなので、いかに重要な計画であるか理解できる。この61kmという長さだが、東京でいうと、東京駅を出発し、品川、…

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呉淞江を遡る 1

ここしばらく更新をサボっていたが、昨年2017年に撮り貯めた写真の中から呉淞江沿いの風景をご紹介したい。呉淞江(別名、蘇州河)は太湖の瓜涇口から蘇州市内、上海市内を流れ、黄浦江・外灘に注ぐ黄浦江最大の支流である。数日に渡り、外灘近くの河口から上流に向かい歩いて遡ったので、数回に分けてご紹介する。 まず、Google Mapで呉淞江を見てみる。 水源は太湖の瓜涇口付近。ここから蘇州市内をほぼ東に進み、上海市内へ向かう。 上海市内を流れる様子。途中大きく湾曲しウネウネしている。 黄浦江に合流する河口の様子。 さて、時は2017年12月18日。中山東一路、外灘を北上し、外白渡桥(ガーデンブリッジ)を目指す。 呉淞江が黄浦江に注ぎ込む地点に架かる外白渡桥(ガーデンブリッジ)をスタート地点とする。バックは陆家嘴の超高層ビル群。 裏側に回り、橋の名を刻んだプレートを撮影。 外白渡桥の全景。建造は1907年、中国初の全鋼橋、中国に現存する唯一の桁部分が三角形構造のトラス橋。対岸右側にはこれまた歴史的建造物である上海大厦(ブロードウェイマンション、元の名は百老汇大厦)が見える。 外白渡桥から呉淞江と黄浦江の合流ポイントを望む。ここには堰のようなものがある。 外白渡桥から黄浦江沿いの南側一帯は黄浦公園になっている。そこから呉淞江の北側を向き、外白渡桥と上海大厦を左に望む。中央はロシア総領事館。 さらに公園を進ん…

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世博会会場 浦東 2 上南路

世博会会場 浦東 1 世博会会場 浦東から浦西へ の続き。時期は2007年8月。 周辺の地図。 連チャンで世博会会場の工事の様子を見に行った。昨日は雲台路を攻めたので、本日は通り一本西側を走る洪山路からメイン通りである上南路を攻める予定でいる。工事中なのでどこまで入れるか疑問ではあるが。 さて、写真は浦東南路と洪山路の交差点から、洪山路の西側を撮影。車両は通行止め、歩行者のみ先に進める。 洪山路の南側(写真左手)には郵便局。 浦東南路の南側。この先が上南路。ロダンの考える人かと思いきや、バイクに乗る人だった。 浦東南路の北側。昨日歩いた雲台路はこの先。 さあ、洪山路を西(会場側)に進むとする。青いフェンスで囲われた部分を上から覗く。何かを隠しているわけではない。 歩いたてきた道を振り返る。中央に見える赤い屋根の低層住宅群は上南一村。右隅は郵便局の建屋。 先に進む。フェンスの設置が随分甘い。これでは不届きものが中に入れてしまう。 そこで、フェンスの中に入って、侵入してくる輩を注意することにした。不届きものは私かも知れないと一瞬頭をよぎる。そんなことは気にしないで浦東南路を振り返る。取り残された赤い消火栓が存在をアピールしてくる。 先を進む。右手は雪野二村の住宅群。世博会会場に隣接するここの住人は毎日ロハで会場が見れることになる。 さらに進む。何の建物も見えない、だだただだだっ広い敷地が広がる。 微かに奥の方に建屋が見え…

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世博会会場 浦東から浦西へ

世博会会場 浦東 1の続き。時期は2007年8月。 周辺の地図。 Google Earth 2006年11月 世博会会場の解体撤去が終わり、これよりまさに各国パビリオンの建設が始まる。 Google Earth 2017年2月 上海世博会から7年経過した現在の様子。各国パビリオンは一部は再利用されてはいるが、大方は撤去されている。 前回の続き。一旦、浦東南路に戻り、雲台路との交差点から北側をみる。地下鉄7号線の工事真っ最中。この辺りが「雲台路」駅。 右は浦東新区外地労動力管理所。 反対側を見る。左のマンション群は雲台苑。 雲台路を西向きに撮影。左は雪野家園。この先は行き止まり。 バスに乗って南浦大橋を渡り、世博会会場の様子を撮影することにした。ガラス越しのため、見難い点はご容赦を。 この辺りが後に上海世博展览馆が建設される。右の高層マンション群は上南花城。 本当に何もまだ建っていない。 区画整理がまだ進んでいないが、左の通りが世博大道と思われる。 左手に世博中心が建設される用地が見えてくる。 黄浦江に差し掛かる。 橋の中間点あたり。 浦西に入る。 浦西側はまだ倉庫などが残っている。その先、クレーンが連なる地点は江南造船所か。 つづく

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黄浦江を渡る 陸家浜路から南码头路まで

2007年8月に陸家浜路から南码头路まで渡し船に乗船した時の様子。 周辺を地図で確認。 Google Map 2006年11月の様子。 今回の渡し船とは直接関係ないが、南市地区の中華路の東側、赤く囲ったエリアだが、撮影した写真はないが、再開発のため解体撤去が進み、大きく変貌している。 Google Map 10年度 2016年7月の様子。 上述の赤く囲ったエリアを当時と比較してみると、再開発の状況が一目瞭然。 黄浦江上で北側 陆家嘴方向をみる。今一度写真を眺めると、思ったよりも高い位置から撮影している。左岸が浦西側、三角形の可愛い帽子を冠ったビルが谷泰浜江大廈。 デッキに降り、水面近くから撮影。 左はフェリーに乗りこんだ陸家浜路乗り場。 浦東側を見る。このエリアはすでに更地にされており、この後10年近くこの状態が続いた。現在造成中のようで、何ができるのか? 貨物船が停泊しているので、この時期までは停泊場として利用されていたようである。 南浦大橋をくぐる。派手な船は水上レストラン? 南に向いて浦西側を見る。現在は长江流域の长兴岛に丸ごと移設された在りし日の江南造船所。このエリアは世博会会場に隣接するため、後年再開発されている。 造船所に隣接する工場。 浦東側の世博会会場方向を眺める。会場の整備が急ピッチで進められている。 右岸 浦西側を見る。黄浦江はこの先大きく右に湾曲している。右奥に…

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東門路

2007年8月 浦東・東昌路から東門路まで渡し船に乗った時の様子。現在、東門路の乗り場はなくなってしまい、東昌路~東門路の路線の替わりに東昌路~復興東路、若しくは金陵東路の路線になっている。 周辺の地図。 今回は写真が少ないので、Google Earth先生を多用する。 まずは今から17年前の2000年5月の東門路周辺の様子。 東西に走る東門路と南北に走る中華路の交わる地点の東南の位置に広大な空き地がある。後に鴻琦祥商城、滨江名人苑が建設される。鴻琦祥商城は服のオーダーメイド専門店が軒を連ねる「十六鋪軽紡面料城」で有名。その東には、すでに久事大厦が建っているのが見て取れる。 次に2006年11月の様子。撮影した写真はこの時期に近い。 2000年5月で見た広大な空き地にはすでに鴻琦祥商城、滨江名人苑が建設されている。逆に北東のエリアに密集していた住宅は解体撤去され広大な敷地に変貌している。ここには後年、「外灘金融中心」エリアに指定され、オフィス棟などが立ち並ぶ。また、復興東路と老太平洋弄の間の地区も、再開発が進んでおり、金外灘花園などが建てられた。 最後に2017年3月 ほぼ現在の様子。 東門路にあったフェリー乗り場はもうない。中山南路周辺にも高層ビルが建設され、また外馬路(黄浦江岸)は現在急ピッチで整備が進められている。外灘に繋がる遊歩道にでも変貌するのだろうか? このウォーターフロントエリアの再開発は凄まじいものがある。これに比べ中華路の西側、南市…

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