呉淞江を遡る 3

歩いて呉淞江を遡る 呉淞江を遡る 2 の続き。 外白渡橋からスタートし、福建北路橋まで辿り着いたのが前回。今回は福建北路橋からスタートする。時は2017年12月18日。 福建北路橋周辺の地図。 もう一度、福建北路橋から北西方向を望む。塀で囲まれたエリアはかつて泰安里などごちゃっとした古い住宅地だったが、今は整地され、恐らく高層マンション群に生まれ変わると思われる。 福建北路橋を越え、北蘇州路をさらに進んで振り返る。西日がきついので東向きの写真が多くなるのはご容赦を。遊歩道は福建北路橋まで。ここからは一般的な歩道に変わる。 福建北路橋の様子。 浙江北路橋周辺の地図。 前方に7番目の橋・浙江路橋が見えてくる。 北蘇州路を先に進み、振り返る。 浙江北路との交差点辺り。右手は先ほど見た整地エリア。看板を見ると、商業施設、オフィス棟が建設される予定のようだ。 その整地エリアの全景。北は天潼路、東は浙江北路までの広大なエリア。えらいもんができるだろう。 浙江北路との交差点。左が浙江路橋。 浙江路橋から東南の方角を望む。右隅に南京東路歩行街の西端に建つ百联世茂国际广场が見える。甲虫のような触覚が特徴的。 先に進み、浙江路橋を振り返る。この橋も鋼鉄トラスト構造のようだ。 北蘇州路を先に進む。前方に赤煉瓦の建屋が見えてきた。この時は分からなかったが、あとで調べてみると、上海市優秀歴史建…

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呉淞江を遡る 2

呉淞江を遡る 1の続き。 呉淞江を歩いて遡ろうということで、黄浦江と合流する外灘の北、外白渡桥(ガーデンブリッジ)、黄浦公園附近からスタートしたのが前回。今回は、呉淞江に沿って北蘇州路を西に向かう続き。時期は2017年12月18日。 乍浦路橋周辺の地図。 前回、乍浦路橋付近にて船舶が停泊できるスペースをお伝えしたが、気になったので調べてみたら、「苏州河旅游码头」とあった。呉淞江(蘇州河)を遡る遊覧船の乗り場らしい。2014年の情報では、夏場のみ(5月31日より)、ここから长风公园までの21km、約1.5時間の観光コース(門票片道160元、往復210元、ちょっとお高い)というのを見つけた。さらに最近の情報を調べてみると、行程が短くなり、昌化路まで40元のコースに変更されている。河の水はお世辞にも綺麗とは言えないが、高層マンション群の間を割ってウネウネ進むのは一景か。 遊覧船の全行程(2014年当時) (画像は新浪上海から借用) さて、北蘇州路を西に進む。乍浦路を越えると見えてくる「苏宁宝丽嘉酒店」。 その前から乍浦路橋を振り返る。 さらに進んでから振り返る。 四川路橋周辺の地図。 先に進み、四川路との交差点に差し掛かると「上海邮政大楼」が見えてくる。1924年竣工の歴史的建築物。当時の上海十大建築物の一つ。現在でも郵便局として機能しているが、一部は「上海邮政博物馆」として開放している。 呉淞江に架か…

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呉淞江を遡る 1

ここしばらく更新をサボっていたが、昨年2017年に撮り貯めた写真の中から呉淞江沿いの風景をご紹介したい。呉淞江(別名、蘇州河)は太湖の瓜涇口から蘇州市内、上海市内を流れ、黄浦江・外灘に注ぐ黄浦江最大の支流である。数日に渡り、外灘近くの河口から上流に向かい歩いて遡ったので、数回に分けてご紹介する。 まず、Google Mapで呉淞江を見てみる。 水源は太湖の瓜涇口付近。ここから蘇州市内をほぼ東に進み、上海市内へ向かう。 上海市内を流れる様子。途中大きく湾曲しウネウネしている。 黄浦江に合流する河口の様子。 さて、時は2017年12月18日。中山東一路、外灘を北上し、外白渡桥(ガーデンブリッジ)を目指す。 呉淞江が黄浦江に注ぎ込む地点に架かる外白渡桥(ガーデンブリッジ)をスタート地点とする。バックは陆家嘴の超高層ビル群。 裏側に回り、橋の名を刻んだプレートを撮影。 外白渡桥の全景。建造は1907年、中国初の全鋼橋、中国に現存する唯一の桁部分が三角形構造のトラス橋。対岸右側にはこれまた歴史的建造物である上海大厦(ブロードウェイマンション、元の名は百老汇大厦)が見える。 外白渡桥から呉淞江と黄浦江の合流ポイントを望む。ここには堰のようなものがある。 外白渡桥から黄浦江沿いの南側一帯は黄浦公園になっている。そこから呉淞江の北側を向き、外白渡桥と上海大厦を左に望む。中央はロシア総領事館。 さらに公園を進ん…

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浦東 召稼楼古镇

※ 2017年12月26日に一度アップしたのだが、手違いにより削除してしまったので新規で書き起こし再掲。 2016年5月 浦東にある水郷の街・召稼楼古镇を訪れた時の様子。浦東の水郷ということで、先日、浦東 新場古鎮をご紹介したが、浦東には他にもあるということで教えて頂いた場所。最寄りの駅は地下鉄8号線のターミナル駅「沈杜公路」駅。そこから、3kmくらい距離があるので、タクシーかバスで移動が望ましい。 召稼楼古镇の場所。住所を見ると、閔行区とある。黄浦江が逆L字に曲がる地点より東は浦東だとばかり思っていたが、どうやらそれは誤りだったようである。 ちなみに、閔行区。北は虹橋空港の半分まで含まれるので、ずいぶん縦長である。ちなみに面積371km2、人口243万人。 浦東新区。面積1210km2、人口504万人。ちなみに東京23区全体では、面積619km2、人口947万人。 ということなので、タイトルの浦東・召稼楼古镇というのは正しくないのだが、地理的には浦東(黄浦江の東)とも言えるので、そのままとする。 周辺の拡大地図。 さて、前置きが長くなったが、召稼楼古镇に到着。入り口には「召稼楼」と書かれた牌楼がお出迎え。 東側の入り口より中に入る。 連休中なので賑わっている。この辺りには土産物屋、雑貨店などが軒を連ねる。 奥まった通りに入る。TVでも紹介された「江阿姨油墩子」。野菜などを小麦粉で和えて油で揚げた軽食をテイクアウト…

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第一八佰伴(ヤオハン)周辺 1

2018年最初の記事。 約1年前、「上海第一八佰伴(ヤオハン)」近く、张杨路周辺の再開発の様子(第一八佰伴(ヤオハン)周辺1)を書いたが、未使用の写真が結構あったので大幅に追加した。そのため、1本のボリュームが増え過ぎたので、以下の2つに分けた。 ・第一八佰伴(ヤオハン)周辺 ← 良かったら眺めて見てください。 ・第一八佰伴(ヤオハン)周辺 1 ← 本記事 Google Map 上海第一八佰伴(ヤオハン)周辺 の地図。 2002年1月 张杨路の黄浦江近くに建つサービス・アパートメント「湯臣商務中心大廈」から見た朝焼けの様子。右は建設中の超高級マンション「 世茂滨江花园」1棟目。中央奥に「東錦江希爾頓逸林酒店(ダブルツリー・ヒルトンホテル)」が見える。写真の左下から斜め上に走る通りは浦城路。 その「 世茂滨江花园」の周辺の様子。右側には民家、倉庫などがまだ残っている。後年、この辺りは全て解体撤去され、「 世茂滨江花园」の他、同じく高級マンション群「滨江凯旋门」、緑地公園に生まれ変わる。 西南の方向にカメラを向け黄浦江を撮影する。 少し南にずらす。黄浦江岸の埠頭、倉庫の様子が見て取れる。遠くに南浦大桥が微かに見える。 「湯臣商務中心大廈」前より東向きで撮影。中央が「第一八佰伴」、その後ろに建設中の円柱形をした「生命人寿大厦」が見える。 「江临天下」の建設現場から陆家嘴方向を望むと「東方明珠」の1 つ目のお団子が見える。その手前は高…

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陆家嘴 遠景

今年も明日1日限り。こちらは旧正月(春節)が新年の始まりなので、今日はクリスマス後の土日を含んだちょっと休みが長い3連休という感じ。それでも、新暦の新年を祝うイベントも年々盛大になって来ており、2014年末の外灘での群衆事故(将棋倒し)は記憶に新しい。遡れば1992年末の香港・蘭桂坊での同様の事故。この時は日本人も犠牲になっていたので、そのことを伝えるニュースを鮮明に覚えている。 さて、そういう訳で、新年とはなんの関係もないのだが、2012年から2015年までの陆家嘴の高層ビルの様子を紹介したい。写真の主役である「上海中心大廈(上海タワー)」は2008年11月に工事が始まり、2016年3月完工したのだが、その時々の見せる顔をご覧いただきたい。 2012年10月 浦西・延安高路から見た超高層ビル群。左に「金茂大厦」、その横の栓抜き・「上海环球金融中心(上海ワールド・フィナンシャル・センター)」、右は建設中の「上海中心大廈(上海タワー)」。 2013年1月 浦東・商城路の仁恒浜江園前から見上げる。 工事エリアまで近づき、「上海中心大廈(上海タワー)」を見上げる。「お〜い、ねじれてるぞ〜」。 浦東南路から望む。「上海环球金融中心(上海ワールド・フィナンシャル・センター)」の右隣は「上海二十一世纪中心大厦」。 浦城路から撮影。「とうもろこし、頂きました」ではない。念のため。 2013年3月 夕暮れ時、世紀大道から眺める。 201…

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南市 方浜中路、四牌楼路

2012年11月に訪れた南市 豫園周辺 沈香阁ほかの続き。 安仁街から方浜中路に戻り、四牌楼路を経由して方浜中路の東端まで歩いた時の様子。 Google Mapで場所を確認。 上海城隍庙(豫園)の南門を過ぎたあたりの方浜中路の商店の様子。この辺りには、土産物屋や日曜雑貨品を扱う店が軒を並べる。 えらく賑やかな店先。お値段は5元、10元から。 来た道を振り返る。西日が差している。 先に進む。この辺りは衣料品店が多い。 マネキンの密度がやけに高い。野球チームが2つできそうな勢い。 上海でよく見かけるサクッした食感の「核桃酥」。クルミパイのような菓子。陜西省が本場のようである。 さて、四牌楼路を曲がる。ここは屋台の店なども並ぶ下町の飲食街である。 振り返ると入り口には牌楼。 店先に並べられた食材。上海蟹、蝦蛄、渡り蟹、海鮮専門ですな。 これはアメリがザリガニだ。小さいころよく取りに行ったものだ。中国ではえらく人気があるのだが、これだけはどうしてもダメ。別名「小龍虾」、小さい伊勢海老、あるいはロブスター。ネーミングが良かったのかも。 振り返る。DVDも売っとります。 通りに随分せり出してまんねん。ほとんど屋台感覚。 この先も海鮮らしき飲食店がずらっと並ぶ。 もう一度振り返る。 さらに進んで三度振り返る。 この四牌楼路の飲食店の風景だが、2016年に屋台規制があり、一斉撤去の憂…

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