浦東 三林塘老街

2013年7月 三林塘に出掛けた時の様子。時は、4世紀の東晋の時代、浦東がまだ浅瀬の海岸だった頃、船の発着に手頃な場所に港ができ、その周りに人が移り住み、やがて村落が出来上がって来たわけだが、そのような村落の一つがこの三林塘。東晋の時代からというので、上海では古い部類に入る。
名が知れた観光スポットではないが、最近整備されたとの噂を聞き、気温38度を超える暑い中、カメラ片手に出掛けた。水郷の街ではないが、新しい観光スポット・老街誕生かな。

以前、浦東 三林路でご紹介した三林路の近く。地下鉄なら11号線「三林」駅から徒歩約10分。

三林塘の地図。


周辺の拡大図。


三林路から見える「三林塘」牌坊。今回訪問の4年前の2009年にここを歩いたのだが、当時この牌坊は無かったのではなかろうか? もしあれば気付いたと思うのだが、見落としたのか? 当時の写真を見てもそのような物はなさそうなのだけれど。
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通りの名は三新路。ここを曲がる。
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ゲートくぐると見えてくる江南風建築群。黒い瓦屋根と白い壁、そして立派な防火壁(日本風にいうとうだつ)。しかし、新しいですな。
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人が住んでいるようには見えないので、後には商店になるのか?
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特徴的な瓦屋根。
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右に曲がると東林街、三林塘のメイン通りである。ここにも牌坊がある。
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ゲートをくぐる。観光客は誰一人としていない。炎天下の2時過ぎ、そりゃ〜誰も出歩かないでしょう。と思っていたら、地元の人を見かけた。
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少し歩くと右手に誰かの胸像が見えて来た。胸像には三林塘の始祖・林楽耕と書かれている。そうか、始祖は林さんなんだ、だから三林なのかな?。
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「文昌閣」。「文昌閣」は中国の伝統的な祭祀建造物で、文昌帝君が祀られている。全国に35の施設があると言われているが、最も有名なのは北京・「颐和园」にあるそれ。
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金ピカの文昌帝君。黄金の後光が射している。
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民を虐待・酷使せず、難から救った主君というような説明が書かれている。
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「照胆台」。演舞台にしては小さいので、なんでしょうね?
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その隣にある「三林書面院」。円形の龍が描かれている絵画?彫刻?が素晴らしい。
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対岸は高層マンション。
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前方を見るとアーチ状の橋が見える。
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先に進む。この辺りは民家のようなお店のような?建屋が続く。
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狭い路地があると直ぐに入り込んで、裏に回ってしまう悪い癖。こちらには人が住んでいる様子。
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ようやくお店らしいお店を見つけた。地図には「三林民间传菜」とあるので、三林地区の伝統的な料理を出すレストランのようである。
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対岸には船着き場?が作られている。その両脇では龍が踊っている。
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先程みたアーチ状の橋から振り返る。左側が歩いて来た東林街。
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橋の袂にある「三林本帮館」。「盧松」とも併記されているので松の木があるのか?
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橋から前方を眺める。
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古い建屋を利用したレストラン・「オールドストリートNo.49」。
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そのお隣「上海闸北茶業商会」の建屋。
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ここから先は普通の民家になる。
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三度「三林塘」牌坊が見えてくる。ここが三林塘は西のはずれ。
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その先は年季の入った民家が続く。
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それでも先に進むと面白いものを見つけた。「なだ万」は知っているが、「主席万」は初めて見た。あっ、そうか、「毛主席万歳」の真ん中3文字が残ったんだ。
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この先は寂れた集落になって来たので、ここで引き返す。
帰り道、「オールドストリートNo.49」に寄ってビールで燃料補給したのは言うまでもない。

続く

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